21世紀をたのしむ「昴」俳句会
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文化的輸出商品  星 道夫
2008-10-28-Tue  CATEGORY: 昴 9号
文化的輸出商品  星 道夫

 春、北風の日、百代橋の上に立った。「月日は百代の過客にして行きかふ年
もまた旅人なり云々」思わず心の中でつぶやいた。
 流転の実相の中における不変の真実を発見のための、芭蕉の詩への旅が頭を
よぎり、旅路をたどる機会があれば、現代の一瞬を生きる自分の生の真実を手
に入れられるかと思う。
 俳句は、言うまでもなく、輸出立国日本の中での文化的輸出商品の一つとし
て、世界中の人々に親しまれ、わが国の工業、経済発展を支えた文化の基礎と
目されているといわれる。
 昨年、山形県の立石寺を訪れた時、米国からの観光客三十名くらいが、芭蕉
の蝉塚の磴のところで、かわるがわる写真を撮っていた。そのうちの何人かの
手に、ローマ字で書かれた「奥の細道」「芭蕉」と言うパンフレットを持って
いた。軽い挨拶をし合いながら、俳句を世界的な高さにまで高めたのは芭蕉で
あるとその時実感した。生涯をかけて残した文化遺産『奥の細道』。このこと
を受けて、現在の俳句輸出国の国民として言葉の芸術、日本文化とは何かを常
に問い直し、自己を見失わず、責任とまた喜びを感じながら、新しい自己の可
能性を発見できる道にハイブリッドしてゆきたいと思う。
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